観光スポットが少ないムンバイで何をするか?とりあえず歩いてみた

前の記事で書いたように、ムンバイでの宿泊は大晦日から元旦に掛けての1泊、宿はインド門至近のゲストハウスでした。

この付近はColobaと言われている地区で、インド門は近いですが、それ以外に目立った観光ポイントはありません。

そういうこともあり、ゲストハウスの共用スペースで数時間グダグダしていたので、どこか面白い場所を見つけられたわけでもありませんが、ふらふらと歩いたムンバイの町並みを簡単に紹介したいと思います。

ムンバイには教会がたくさんあります

ムンバイの終着駅に列車が到着したのが朝7時頃。

時計を見ておらず実際どうだったか記憶にないのですが、ここからColabaまでは歩くと40分ぐらい掛かると思います。

中途半端に地理がわかっていれば、歩きたくないと思ってタクシーを拾ったかもしれませんが、何もわかっていなかったからこそ歩き出せたような気もします。時と場合によっては、情報が不足している方が良い場合もあります。

IMG 1655 result

ゴアほどではないにしても、教会が目立っていました。

もちろん最大の宗派はヒンドゥー教であり、7割ぐらいを占めるようですが、他のインドの都市と同様にクリスチャンもいますし、ムスリムもいます。

大通りに面していて、中へ入っていく地元民もちらほら。

元々この町は、ゴアの補助港として譲り受けたポルトガルが教会を建て、城塞を築き、ボンベイと名付けられたのが始まりで、市内に見られるキリスト教会はムンバイの歴史を如実に語っていると言えるかもしれません。

IMG 1656 result

この日は12月31日。2019年まであと16時間ぐらいというところ。

日本人はクリスマスが終わるとサンタクロースをすぐに片付けて門松を飾る律儀な民族ですが、世界中どこへ行っても、クリスマスと新年はセットになっている印象が強いです。

深い意味はないかもしれませんが、クリスマスを祝う雰囲気があること自体、この町がキリスト教と少なからず古くから繋がりを持っている証左かもしれません。

IMG 1669 result

インド門近くの五差路から南西へ伸びる大通り沿いはアーケードになっていて、商店が立ち並んでいます。

大都市ムンバイだからなのか、心なしか清潔な感じがします。

客引きのウザさも感じないし。

有名な「レオポルド・カフェ」へ!

IMG 1667 result

Lonely Planetを眺めていると、ムンバイ1日ウォーキングみたいな特集の中で、「レオポルド・カフェでお茶をする」というのがさらっと書かれていました。

ゲストハウスから歩いて5分ぐらいのところで、最初の目的地だったChurchGate駅へと向かう途中だったので、立ち寄ってみることに。

IMG 1664 result

店内はクラシックな感じで、お世辞にも綺麗とは言えないバックパッカーが入るのは申し訳ないと思ってしまいますが、入店拒否されない限りは突撃。

入口ではセキュリティチェックをやっており、こんな雑踏の中にポツンと佇むカフェでそこまでするの?と思いましたが、後で調べてみると、ここは2008年のテロで狙われた場所の1つだったことがわかりました。

あのテロの現場としては、インド門向かいに立つタージマハル・ホテルがすぐに思い浮かびますが、このカフェも近いですからね。かつ、標的になってしまうぐらい、多国籍で裕福な人々が常に集まる場所でもあるということなのでしょう。

1871年創業で、長い歴史があります。

IMG 1666 result

訪れたのが朝で、名前も「カフェ」なので、オムレツっぽい料理にトーストという、イギリスっぽい食事になりました。

順当ならばここにコーヒーを付けるところ、事実上のインド滞在最終日だったこともあり、ラッシーを飲むことに。

バススタンドの売店で飲むラッシー、ゴアのビーチで飲むラッシー、そしてこの優雅なカフェで飲むラッシー、心なしかどれも味が違って、でも全部美味しいという感じです。

実際にはアルコールも置いていますし、チキンティッカ・マサラが美味しいとか。

お値段はそこそこで、経済的に安く上げてできるだけ長期間旅を続けたいバックパッカーには向かないかも…?

レオポルド・カフェから世界遺産の駅まで散歩

このあと13時過ぎにChurchGate駅で集合だったので、それまでの時間、世界遺産のチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅をゴールの目安として定め、あてもなく散歩することにしました。

Lonely Planetにサンプルとして載っている散歩コースも、概ねこんな感じ。

結果的に、距離は真っ直ぐ向かうと3km程度というところでした。写真を撮りながらゆっくり歩いても1時間で収まるぐらいですね。

IMG 1670 result

ムンバイを歩いていて「ん?」と何度か思ったのが、この手の黄色い標識。

Don’t Waste Water – もちろんその通りだけど、なぜここに?というツッコミは免れそうにありません。

ムンバイ大学

IMG 1671 result

ムンバイ大学です。市内のど真ん中、大通りに面してエントランスがあります。

以前は一般客も中に入ることができたようですが、2008年のテロを契機に、関係者以外は立入禁止の運用に変わったとのこと。

イギリス植民地時代の雰囲気が残っている建物です。

リキシャのいない町

IMG 1672 result

ムンバイではリキシャを見ませんでした。全部タクシー。

これもやはり都会だから?

タクシーにも2種類あって、窓が完全に閉まってクーラーが効くタイプのタクシーはお値段高め、ACなしのタクシーは多少リーズナブルだと聞きました。翌日、空港へ向かう際に後者のタイプを利用しました。

Subwayは「地下鉄」じゃないのか?

IMG 1678 result

Subwayと聞いたら「地下鉄」だと思っていたのですが、違うのでしょうか?

チェンナイでもそうだったけど、インドでSUbwayと書いてあったら、地下道、地下通路という意味のようです。

このSubwayも、地下に露店がたくさん並び、いかにもその先に地下鉄の券売機とホームがありそうな雰囲気でしたが、どこまで行ってもその気配はありませんでした。

というか、そもそもムンバイに地下鉄は走ってません。。それでもメトロと呼ばれる都市高速鉄道網の建設は始まっていて、高架を走る1号線は既に開通。地下を走る3号線が開通すると、名実ともに「ムンバイには地下鉄が走っている」と言えるようになるはずです。

IMG 1680 result

すぐ近くには食堂街が。パッと見た感じ、都会だからといって高い値段設定ではなさそう。

ちょうど12時過ぎだったので、付近で働くビジネスマンが立ち食いで小腹を満たしているところに遭遇しました。

僕もこの辺で軽く何か食べて行っても良かったんだけど、ChurchGate駅の集合時間に遅れると嫌なので止めておきました。

そして、ゴールのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅へ!

IMG 1677 result

2004年、世界遺産に登録された駅です。

ムンバイの観光ポイントとして、必ず出てきます。

この駅こそが、ゴアから12時間以上掛けて辿り着いたムンバイの終着駅。でも早朝はちょっと違う方面から外に出たので、この定番のアングルで見ることができていませんでした。中は普通のターミナル駅って感じだったけど、あの駅の外観がこれなのか!と面食らいました。

工事中で緑のカバーが掛かっているのが少し残念だけど、まぁいいでしょう。

セキュリティチェックはあると思いますが、鉄道を利用しなくても中に入ることはできると思うので、興味があればぜひ。

まとめ

こうして振り返ってみると、これといった観光ポイントはなくても、散歩しているだけでそれなりに楽しめたような気はします。

インド有数の、デリーよりも大きいと言われる経済都市の雰囲気も感じることができます。

交通量も多く、道幅も広く、歩くのがストレスになる場所も無いわけではありませんが、ぜひ徒歩散策する時間を取ってみてください。