ドビー・ガート、そして海に浮かぶハッジ・アリー廟。2018-2019南インド旅クライマックス

ムンバイのインド門での年越しを終え、いよいよインドを出発する日となりました。

チェンナイinから起算して11日目。

最後は、空港への途中にあるムンバイ名物ドビー・ガートと、そこからギリギリ徒歩圏内にあるハッジ・アリー廟へ行きました。

一日の始まりは、インド門横から見る初日の出と朝焼け

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カウントダウンを終えてゲストハウスに戻りましたが、欧米系のバックパッカーは朝まで歌って踊ってで大盛り上がりだったみたいです。

そういえば、参加費2,000Rsのパーティーに参加しない?と言われていました。

その余波なのか、初日の出なんぞ興味なしと言わんばかりに、同じ部屋のルームメイトは朝になっても全員爆睡。

僕はどうにか6時過ぎには起床し、7時に音を立てずに出発しました。寝たのが朝3時だったから結構リスキーでしたが。

宿を出て少しだけ寄り道して見たのが、この朝焼け!

ムンバイに到着したばかりの前日も見たけど、結構絵になりますね。

ムンバイはインド半島の最西端、アラビア海に面する街ですが、このインド門は、港が東に位置しているので、東から昇ってくる太陽を拝むことができる、ムンバイの中では割とレアなポイントです。

ドビー・ガートへ向かう

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「ガート」とは洗濯場のことです。

あちらこちらにガート自体は存在するようですが、ドビー・ガートは鉄道駅の真横で歩道橋の上からでも眺められること、規模が巨大であることなどが理由で、ムンバイを訪れた観光客は一度は見に行くようなポイントになっています。

アクセスも簡単で、Churchgate駅から鉄道に乗ってMahalaxmi駅下車、すぐ。

Churchgate駅から発車する鉄道は途中で異なる方面へ分岐しますが、Mahalaxmi駅は全ての鉄道が通ります。

運賃は確か5Rsでした。

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Mahalaxmi駅です。

こうやって書くと、あたかも簡単に来れたかのようですが、実際には色々大変でした。

そもそもこの日は1/1、元旦。

とはいえムンバイは皆さん仕事らしいので、名物の通勤ラッシュに巻き込まれるのではと心配していたら、予想外にガラガラ。

これならもっと遅い出発でも良かった…と安堵していたら、最後にしょーもないオチが待っていました。

乗った電車がまさかの快速!

ガートの最寄駅を颯爽と通過。しかもおそらく3-4駅は先まで行ってしまった。

各駅停車(と思われる)のホームへ移動して慌てて戻ろうとすると、各駅停車ではあったものの、今度は進行方向を間違い、さらに目的地から遠ざかる始末。

それでもタクシーは意地でも使わず、どうにか無事に辿り着きました。Lonely Planetを持ってなかったらヤバかった。

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上から眺めるだけでも雰囲気は感じられます。ただし朝行かないと肝心の洗濯物が片付けられていることが多いそうなので、そこだけ注意かも。

ググった限りでは、お金を払うと下に降りていってガイドが中を案内してくれたりもするようです。

僕は前日にダラヴィのスラムの中に入っていたこともあって、こういう現場の探検チックな話はもうお腹いっぱいで十分でした。時間もないしね。

あの「スラムドッグ$ミリオネア」にも登場していたみたいです。

ドビー・ガートからハッジ・アリー廟へは徒歩でアクセス可能!

最後に目指すのは、ハッジ・アリー廟です。

インドといえばヒンドゥー教徒が最大民族ですが、旅の最後はイスラムのモスク。

一本道をただひたすら進むだけなのでシンプルですが、近くはないです。

2.5kmぐらいあるので、下手にスタスタ歩くと辿り着く前に大量の汗が噴き出してきて大変なことになりますw

そもそも、Mahalaxmi駅の前の横断歩道を渡るのが大変。

マジで命がけです。死ぬかと思った。

その辺はお手の物というインド人に紛れてどうにか渡るのが得策です。まぁそれでもかなり怖かったんですが。

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また出たよ、Don’t Waste Water.

突っ込んでくれと言われているようにしか感じない。

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まだまだ水ネタは終わりません。

実際のところ「ムンバイ 水不足」でググってみると、モンスーンの時期に雨が降らず危機的状況になったので人工降雨を検討しているとか、逆に豪雨で腰の高さまで水に浸かりながら帰宅するムンバイ市民が続出したとか、いろいろ大変そうだと同情する記事がたくさん見つかります。

旅行者も、インドを旅させてもらっているという謙虚な気持ちで、水は大切に使うようにしたいものです。

トイレの水だけはしっかり流れるようにしてもらいたいけど。

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そんなことを考えながら延々と歩くこと約25分、ようやくハッジ・アリー廟が見えました。

ここは満潮になると参道が水に浸かってしまうので注意が必要です。

なぜか予報と違って満潮じゃなかったハッジ・アリー廟

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ここが入口です。まぁウロウロしていればたぶんわかります。

ゲートが閉まるのは夜中、そして満潮時。参道が水に浸かってしまうためクローズです。

ちなみにこの日の満潮時刻は朝の9時過ぎという予報になっており、まさにドンピシャだったので参拝できないと思っていましたが、実際には何の問題もありませんでした。あの予報はいったいなんだったのか。

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ゲートをくぐってから、売店がしばらく続きます。

さすがに、海の上までは続いてませんが。

商店、道、海、その向こうには白いモスク。なんか不思議な光景です。

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参道はそんなに長くありません。このゲートをくぐるとモスクの中へ。

イスラムの聖者が溺死して、やがて聖地になったとのこと。だからこんな場所に廟があるんですね。

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廟を含めた陸地の面積はさほど広くなく、少し歩いて廟の裏へ回ると、そこらへんの海岸の景色?と突っ込みたくなるほど普通です。

しかし後方に高層ビルがたくさん見えるあたり、やはりインド有数の経済都市だなぁと。

廟の中には売店があって、食事もできます。

僕は余ったインドルピーを消化すべく、チャイを飲み、サモサを食べてくつろぎました。消化するといっても、チャイとサモサでは30Rsぐらいしか使えませんが。ここはムンバイ価格ではなく、僕がよく知っている南インドの相場通りでした。

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何があるわけでもなく間が持たないので、早々に切り上げて帰路に着きます。

聖地だと言ってる割に、このゴミの量。こういうところが良くも悪くもインドなんだと言わざるを得ない。もう少し何とかなるでしょ!

…と思いながら歩いてきた参道を戻り、2018-2019の年越しを挟んだ南インド11日間の旅は終わりました。

まとめ

ドビー・ガートとハッジ・アリー廟は徒歩圏内にあり、近くはありませんが一緒に観光できます。

ドビー・ガートは、洗濯物がまだ干されている午前中の訪問を推奨。

ハッジ・アリー廟は、満潮時刻に注意です。

金融街に近い都会のムンバイとは違った、いわゆるインドらしいインドを味わうことができるように思います。