世界遺産を抱えるマハーバリプラムの観光ポイント7選!海の近くに岩山の遺跡がある、不思議な町

マハーバリプラムは小さな町(というか村?)ですが、宿を取って一日動き回る程度には、見る場所が十分にあります。

海に面しているのに、観光ポイントは岩場の散策、世界遺産に登録されている遺跡群という、なんだか変わった町です。

といっても、岩場で昼寝をするおばちゃんもいて(笑)、治安の心配はなさそうな、のどかな田舎町という感じです。

この記事では、2018年12月に僕がマハーバリプラムを訪れたときに行った場所を、簡単にご紹介します。

1. クリシュナのバターボール

安宿街から真西に、メインロード(といってもそんなに大きくないけどw)を突っ切ると、クリシュナのバターボールがある広場に出ます。

ヒンドゥー教徒の三大神はブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌと世界史の授業で習いましたが、クリシュナは、ヴィシュヌの8番目の化身だそうです。16,000人の妻を抱えていたとか。

そのクリシュナの大好物だったバターボールにこの岩が似ていたので、そう名付けられたようです。

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今にもゴロゴロ転がってきそうですが、なぜか微動だにしない謎の岩。

ミャンマーのゴールデンロックを思い出します。あれと比べると規模は小さくて、地味ですが。

観光地というよりは、市民の憩いの場、もっと平たく言うと公園という感じの雰囲気です。家族連れの子供たちが楽しそうにはしゃいでいました。

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バターボールの脇を登っていくと、ちょっとした断崖があって、散策できます。

ゴツゴツしているのでスニーカーでも足元に気を使いますが、インド人は裸足やサンダルで当たり前のように歩いている。日頃から鍛えられているんでしょうねぇ。

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岩のうえで青空商店を営む女性もいます。

こんなところで商売して売れるのだろうか?と思っていましたが、僕が通り掛かったときだけでも、この人ともう1名、お客さんがきていました。

2. モニュメントを見ながら岩山を歩こう

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クリシュナのバターボールだけ見て、敷地内から出てもいいですが、ここは岩山を散策して南へ向かうのが楽しいと思います。

この町に残っている遺跡群は、学術的にも極めて重要なのだそうです。

純粋にアートとして見ても立派なもので、きちんと整備して後世に残そうという意志が感じられます。

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野生のサルがわんさかいます。

ヒンドゥー教徒が大半のインドは、神聖とされる牛がその辺を歩いているのは割と普通な印象ですが、サルのような機動性はないので、意外とビビったことはありません。

それに比べると、人間慣れしているし刺激しなければ大丈夫だろうとは思っていても、両サイドにサルが待ち構えている道を歩くのは、最初はちょっとドキドキします。。

3. 灯台からベンガル湾を一望

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バターボールの裏の岩山をずっと南に下っていくと、灯台が見えてきます。

岩山を歩いていると、ここは内陸のように錯覚しますが、マハーバリプラムは紛れもなくベンガル湾に面した町であることを、灯台を見て思い出しました。

天気が良ければ、もっと映えるんでしょうけど、あいにく僕がマハーバリプラムに行った日は曇り空、ときどき雨でした。

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この灯台、入場料を取られます。

インド人は10Rsだけど、外国人は25Rs。僕はカメラをぶら下げていたので、さらに20Rs。

でも、この程度の差ならまだ許容範囲内。インドの観光地では、チケット代にインド人と外国人で比較にならない価格差を付けている場所が目立ちますので。

中は斜度がキツいらせん階段になっていて、すれ違うことはできないので、上から降りてくる人がいないことを確かめてから出ないと登れません。

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上からの景色はこんな感じで、岩山と緑の生い茂った中に灯台がポツンと位置していることが何となく伝わるのではないかと思います。

天気が悪く、空が白いのでわかりづらいですが、一番奥に見えるのはベンガル湾、つまり海です。

4. ファイブ・ラタ

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ここは世界遺産です。今回行った中でも、次に紹介する海岸寺院と同じぐらい混雑していました。

ファイブは文字通り「5」で、5つの寺院が掘り出された一帯を1つの観光エリアとして整備したものです。

ただ、海岸寺院もそうですが、世界遺産だからと期待していくと、あれ、意外とそうでもないな…という感想を持つと思います。

海岸寺院と共通のチケットは、外国人は600Rsで、なかなか良いお値段だなと思いますし。

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マハーバリプラムでは至る所で写真のようなお面を売ってましたが、これは一体何なんだろう。。

チケット売り場は、寺院と道を挟んで反対側、駐車場や商店が立ち並ぶ一帯にあります。少しわかりにくいかもしれません。

【旅のTips】

クレジットカード利用可能ですが、クレジットの明細だけではダメで、入場のためにはあくまでもチケットが必要になりますので、注意して受け取ってください。

(といっても薄っぺらい紙で、ほとんどクレジットの明細と変わらないのでわかりにくいけど。。)

チケット売り場からファイブ・ラタの入口は微妙に距離があるのですが、「これじゃ入れないよ!」と言われて無駄に往復することになり、ちょっとイラっとしたので。

5. 海岸寺院

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ここも世界遺産です。英語ではShore Templeで、なんだかいい響きですね。

ただ、言葉の響きとは裏腹に、実際には意外と地味です。

文字通り海のすぐそばにありますが、リキシャなどが通れる道はかなり手前で行き止まりになっており、結構歩かされます。

ファイブ・ラタと共通のチケットが600Rsで、ゲートで提示を求められます。

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すぐ横に海が見えますが、ビーチとは直接繋がっていないようでした。

やっぱり海は天気が良い日でないとね…。。

6. アルジュナの苦行

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クリシュナのバターボール近くにあります。

町の中心部に一番近いので、ぐるっと回るようにポイントを見て、最後にここへ行きました。

クリシュナと同様に、アルジュナって誰?という話になりますが、世界史の授業でも覚えさせられたインドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する英雄だそうです。

英雄がなんで苦行やねん、と言いたくなりますが、ヒンドゥーの三大神の一つであるシヴァからご加護を得るべく、神話上の神々や動物たちに取り巻かれながら、一本足で立ちつづける苦行をしているということのようですね。

歩き方によると、「石を彫ったレリーフとしては世界最大規模」らしいです。本当かな?というツッコミはさておき、確かにこのレリーフは立派だと思いました。

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すぐ隣にあるマンダバは、中にも入れます。

すぐ目の前がそこそこ交通量の多い道で、人が渡ってようがなんだろうがバイクはスピードを上げて構わず突っ込んでくるようなところなので、事故には注意してください。

7. 質素なビーチ

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何度も書いているように、マハーバリプラムは海に面した町なので、ビーチがあります。

安宿街を抜けた先のビーチがそこそこ整備されており、インド人・外国人問わず観光客がいました。

僕が滞在した日は天気が悪く、肌寒さもあったので泳いでいる人はまばらでしたが、夕方に行ったときだけは少し晴れ間も見えました。

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ビーチに面してルーフトップレストランもいくつか並んでいます。

ここでビールでも飲んで行こうと思いましたが、パッと見た感じ、アルコールを提供している店はなさそうでした。

同じことを考えている客はいるはずなので、探せばどこかにあるとは思いますが、そもそもターゲット客はあまり酒を飲まないインド人で、外国人観光客がこのビーチに来ることはあまり想定していないのかもしれません。

ビーチが目的であれば、ゴアのような整備された場所に行くでしょうから。

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安宿街からビーチへ向かう道の両側は、お土産店や食堂が立ち並んでいて、歩くだけでも楽しいです。

途中、アーユルヴェーダのマッサージをしてくれる店があり、少し心が惹かれました。

ここはアーユルヴェーダの本場・ケララ州ではないし、ましてマハーバリプラムはインド滞在の初日だったので、まだ疲れてもいないのにいきなりマッサージはないだろうと思って、自粛しましたが。

ナイトライフ関連の店は特になさそうなので、日が暮れたらさっさと寝ましょう。

まとめ

マハーバリプラムは、派手さはありませんが、歩いているだけでも十分楽しめるし、遺跡も豊富ですし、バックパッカーが滞在するには居心地の良い場所だと思います。

ファイブ・ラタは少し中心部から離れているので、適宜リキシャを使うと、効率良く観光することができます。

食事、宿については別の記事にまとめていますので、参考にしてください。

【2019年版】マハーバリプラムでの宿と食事情報。バックパッカーの沈没に最適な場所かも?

2019.01.14