派手さはないけど、やっぱり南インドの旅はいいなぁ。【2018→2019南インド旅総括!】

別記事で、南インド10泊11日の旅行記35記事を整理しました。

この記事では、旅を終えた今から全てを振り返って、結局どうだったのか?どこが良かったのか?を思い付くままに綴って、旅行記の締めにしたいと思います。

2度目の南インド〜ベンガル湾からアラビア海へ〜【旅行記まとめ】

2019.04.24

そもそも、なぜ南インドを選んだのか?


僕は基本的に、休みが取れそうな期間がちょうどベストシーズンの場所を旅先として選びます。

年末年始がベストシーズンの場所は、日本と季節が逆で温暖な南半球、あるいは赤道付近の島ですが、オーストラリアやニュージーランドは何度か行っており、ダイビングなどのマリンスポーツはやらないのでアイランドホッピングの選択肢もない。

そうなるとアジアか中東、あるいはアフリカが候補になってきますが、いま東南アジアに住んでいる身としては、移動時間だけ考えればアジアが最短。かつ、インドやスリランカが時期的にはベストシーズン。

インドは国土が広く移動に時間が掛かるので、ある程度は連続して長い休みが取れないと計画が立てづらく、11連休を取れた今回、インドを選ぶことにしました。

元々は、もう少し短い休みしか取れない前提で、スリランカを最有力候補に考えていましたが。

デリー、アグラ、ジャイプールのゴールデントライアングルを選ばなかった理由

インド旅行といえば最も有名なのはタージマハルであり、北インド、首都のデリー周辺を最初に回るのが王道です。

しかし僕は1回目も南インドを目的地に選んでおり、この2回目も南インド。

元々は王道コースで考えていて、航空券も予約寸前まで行きましたが、直前で予定を変えました。

理由は単純で、霧です。

2014→2015年の年越しも南インドでしたが、このときは勝手がよくわかっておらず、インドへ行くならとりあえずデリーinだろうという固定観念のもと、デリー乗り継ぎでケララ州のコーチンへ行くことにしました。

このとき、デリーからコーチン行きの早朝発のフライトが濃霧で飛ばず、機内で7時間延々と待ちぼうけを喰らった経験がありました。

調べてみると、年末年始の時期はタージ・マハルは霧で何も見えないことが珍しくないようで、すかさず予定変更したということです。

南インドの何がいいのか?

これだと、北インドが気候的に難しいから消去法的に南インドを選んだように読めますが、勿論そういうことではありません。

2度目の南インドだったこともあり、バックパッカーとして南インドのどこが良いかはある程度わかったうえでのチョイスでした。

とにかく食事が最高


インドといえばカレーですが、北インドと南インドでは出てくるカレーが違います。

北インドは、付け合わせはナンで、カレーは脂っこく、香辛料が強烈に効いた辛くて重い味付け。一般的な日本人がインドカレーと聞いて真っ先に思い浮かべるのはこちらです。

方や南インドは、稲作が盛んな地域なので主食は米。かつカレーにはココナッツが使われることが多く、辛いのは間違いないけれども、まろやかさもあって食べやすいイメージ。ソースも水分が多く、サラサラしています。

これは好みの問題で、いわゆる北インドのカレーの方が美味しいという方も多いと思いますが、僕の場合は完全に南インド派で、初めてケララに行った時にハマってしまいました。

冗談抜きで、世の中にこんな美味いものがあったのかと衝撃を受け、帰国してからはしばらく都内の南インドカレーの店を食べ歩いたぐらいですw

カレーだけでなく、ビリヤニやマサラドーサもいけます。

ビリヤニは、以前だったら何それ?という感じでしたが、昨年はホーチミンのバックパッカー街のインド料理屋に入ったときですら、カレーそっちのけでビリヤニを頼むぐらいハマっています。ピラフみたいなもので、日本人の口によく合います。

人がウザくない


世界三大「観光客に対する現地人の絡みがウザい国」はインド、モロッコ、エジプトだと聞いたことがあります。

インドも、デリーに1日だけ行った経験から言えば、デリーは確実にウザいと思いますが、南インドは全くそんなことはありません。

北インドの喧騒に揉まれたバックパッカーは、南インドに来ると人があまりにも寄ってこないので寂しさを感じると聞いたこともありますw

しかしインドなので、人々が冷たいということはありません。

僕の旅行記でも、バーダーミやハンピなど、特に子供たちの写真を何枚か載せているように、程よい距離感でそこにいる人々との交流を楽しむことができます。

「観光地」というほど洗練されてもいないし、人も多くないので、全体的にのんびりできます。

都会と田舎がバランス良く位置している


今回の旅程ではチェンナイ、バンガロール、ゴア、ムンバイが大きな都市として核になり、その途中にある小さな田舎町をちょこちょこと見て回るイメージでした。

ゴアを除いて、都会には観光地はありませんが、交通の要衝として捉えれば便利です。

それぞれ大都市発のバスや鉄道をうまく使うことで、短期間で効率良く詰め込みながら旅をすることができました。

ずっと田舎というのも雰囲気が変わらず飽きますし、僕は考古学者でもないので似たような遺跡ばかり毎日見ていると次第に退屈になってきますが、今回は最初と最後が海、中盤は都会と田舎が交互に訪れる旅程で、遺跡もインドらしくヒンドゥー教もあればイスラム教もキリスト教もあり、バリエーションに富んだ旅になったと思います。

独断で選ぶ今回の旅のTOP3

今回の旅は、目立ったハズレがなかった代わりに、飛び抜けてここは素晴らしかった!という場所もなかったのが正直なところです。

ですので、順位は付けず、良かった場所を3つ列挙する形にしたいと思います。

元々ハンピが最大の目的地という位置付けでしたが、ハンピはTOP3には入ってこないというのが個人的な結論。

1つ目:マハーバリプラム


すごく地味だし、どこだよそれ!と旅の計画を立てているときは思ったけれど、良い意味で予想を裏切られました。バックパッカーならきっと居心地の良さを感じられるはず。

チェンナイから近いので、チェンナイに戻ってそこから遠くへ移動してもいいし、逆にどんどん南下してタミルナードゥ州を極めるのも面白そう!

2つ目:マイソール


マイソール自体は小さな町で、あまりやることもないのですが、宮殿のライトアップは一見の価値ありだと思いました。これも、大して期待していなかったのですが良い意味で予想を裏切られたので印象に残っています。

インド人にも人気の観光地ですが、お酒も飲めるし、食事も安いし、バンガロールへのアクセスも良いので、ひとりでフラフラするバックパッカー的にも良い場所です。

3つ目:バーダーミ


今回訪れた中で、おそらく一番田舎で、最もインドらしかった場所。

麓の散策、子供たちとの出会い、夜のバーでのインド人の写真リクエストの嵐、そうそうこれでこそインドでしょ!という感じでした。遠かったけど、ここに来ていなかったら旅全体の印象が変わっていたかもしれません。

まとめ

インドは疲れますが、やはり面白いです。

今回は、良い意味でも悪い意味でも4年前にケララへ行った時のような刺激はありませんでした。南インドがどんな場所かわかっていたので余裕はあり、淡々と観光し、淡々とインド人をあしらい、淡々と南インド料理を食べた。そんな感じです。

3度目のインドがあれば、今度こそタージマハル、そしてバラナシへ行きたいと思っています。体力があるうちに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!