バックパッカー絶賛のハンピ観光①アチュタラーヤ寺院とヴィッタラ寺院(西側から徒歩で向かう場合)

チェンナイに入ってから陸路だけでかなりの長距離を移動し、6日目にしてようやくハンピへ入りました。

このハンピこそが今回の旅の最大の目的地でした。

元々はインドへ行くことを決めた時点で、デリー、ジャイプール、アグラのゴールデントライアングルを回るつもりだったのが、急転直下ハンピ含む南インドになったのは、北インドの濃霧リスクを避けることも理由の一つでしたが、ハンピを絶賛するバックパッカーの声があまりにも大きかったためです。

事前の期待値が高すぎたのか、実際に行ってみると「そこまで言うほどか?」とも正直思いましたが、場所を選べば、のどかでゆっくりできる雰囲気ではありました。

偶然迷い込んだマータンガ丘、そしてアチュタラーヤ寺院

ハンピの観光は、安宿やレストランが集まるハンピ・バザールから見て西側の徒歩圏内のエリアと、南側の王宮地区(こちらは距離がありリキシャを使うのが一般的)に大きく分かれます。

ハンピの滞在は約1.5日間で、初日はバーダーミからの移動で時間を食ったため、徒歩圏内を回ることになりました。

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ハンピ・バザールから西へと歩いていくと、すぐにだだっ広い荒野のような雰囲気になり、やや不安になりますが(イメージとちょっと違った)、気にせず真っ直ぐ歩いて行くと、この写真のような場所にぶつかります。

ハンピ・バザールの周辺は岩がゴロゴロしていて、まさに岩山という感じが漂ってます。

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廃墟の中にポツンと残る像で、意味があるのだろうかと思って見ていたら、ヒンドゥー教徒が祈りを捧げていました。

ハンピは観光地で、ハンピ・バザール周辺には民家らしきものは無いので、この方達も観光客なのだろうと思いますが。

この流れで、目の前にあった丘(マータンガ丘)へ突っ込みましたが、あとでよく見てみれば、地球の歩き方に「ひとけが少ない時間に強盗が現れることがあるので注意」と書いてありました。。

幸い何も起こりませんでしたが、実際のところ、人気は全くなかったです。あんなところで襲われてしまったらどうにもなりません。

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自分がどこにいるのかもよく分からず、整備されている岩山の道を進んでいくと、見晴らしの良い場所に出ました。

これがアチュタラーヤ寺院です。

岩山、遺跡、そしてヤシの木が1つのキャンパスに収まる景色は、見たことがあるようでない気がします。

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岩山を遺跡に向かって降りて行くと、廃墟のような遺跡が広がっていました。

近くの村から遊びに来ていると思われる地元っ子に声を掛けられましたが、それ以外はまさに静寂の空間、周りには岩山とヤシの木しかなく、観光客らしき人もほとんどいませんでした。

僕はこういう場所は好きです。危険と隣り合わせでもありますが。

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アチュタラーヤ寺院の前はだだっ広い荒野のようになっており、1kmはないにしても、数百メートルは歩かないとメインロードから寺院の入口に辿り着きません。

どおりで、観光客の姿がほとんど見当たらないはずです。

僕もたまたまマータンガ丘に紛れ込んでしまったから必然的にアチュタラーヤ寺院を通ることになりましたが、通常ルートであれば、わざわざこの長い距離を歩いていくことはなかったかもしれません。

ヴィッタラ寺院へ向かうも…

アチュタラーヤ寺院の前のスーレ・バザールを歩いてメインロードに出たら、右(東方向)に折れて引き続き歩きます。

ひたすら歩いた先には、ハンピ観光のハイライトだと歩き方に書いてあるヴィッタラ寺院があるはず。

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しかし目の前に現れる道は、この先に寺院があるとは到底思えない崖のような道。

地図をよく見れば、約2km、時間にして30分ぐらいは歩かねばならないことは想像ができたはずですが、あまりにもそれらしき場所に行き着かないため、だんだん歩き疲れていました。

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まさかこれが寺院じゃないよな?と思いつつも、いっそのことここが最終目的地だったらこれ以上歩かなくていいのに…などと余計なことを考え出す始末。

実際には、ここまで来ると結構すぐですが。

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めげずに歩き続ければ、インド人がたくさんいるヴィッタラ寺院周辺エリアに必ず辿り着きます。

あの閑散とした道を歩く人はほとんどいなかったのに、この人たちはどうやってここまで来ているのか?と疑問に思いましたが、その疑問は翌日に晴れることになります。

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これがヴィッタラ寺院の入口。

外から見ると「えっ、これだけ?」という印象を持ちますが、中に入ると以外と広いです。

しかし、この日は中には入らず翌日にお預けとなりました。

その理由は…

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ヴィッタラ寺院は入場料を取ります。それはいいとしても。600Rs?それは高すぎ!

と思ったら、この600Rsのチケットは、王宮地区にあるロータス・マハルなどとの共通チケットでした。

しかし話を聞くと、チケットは購入日のみ有効で、翌日には持ち越せないとのこと。

僕が寺院に着いたのは既に夕方4時過ぎで、確実に今日は王宮地区へは行けないので、ヴィッタラ寺院へのこの日は入場は諦めました。であればなぜここまで一生懸命歩いて来たのだろうか…と思わなかったわけではないけど、そうであっても600Rsは高い。

注意

以上の内容からわかる通り、王宮地区とヴィッタラ寺院は同じ日に出掛けるべきです。

別々に行くと1,200Rs掛かってしまいます。

日が暮れる前に必ず脱出!

目の前まで来たのにヴィッタラ寺院は諦めることになり、ハンピ・バザールまで元来た道を帰るが、ここがまた大変でした。

岩場に迷い込み、本当にこの道でいいのか?(というかもはや道ですらない)と不安に襲われながらも、どうにか日が暮れる前に脱出。

しかし、このエリアで道に迷っているうちに日が沈んでしまったら身動きが取れなくなり危険です。夕暮れ時に行くのはやめたほうがいい気がします。

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ようやく岩山の道を脱出して中心街に近づいて来たところで、ココナッツジュースを飲みました。

確か30Rsだったかな。普通のココナッツだったけど、美味しく感じられました。さぞかし不安で喉が乾くスピードが速かったみたいです。

まとめ

ヴィッタラ寺院は、ハンピ・バザールを起点に西側から徒歩で突っ切るようにアクセスすることができます。

その途中にはマータンガ丘やアチュタラーヤ寺院があり、ヤシの木の大群から掘り出された遺跡はなかなか味があります。

ただし街灯がなく、人通りも少ないので、午前中に行って暑くなる前に帰ってくるようなイメージの方が良いと思います。