インドのe-Visaの取得完了。妙な質問はあれど、個人申請でもカンタン!

日本のパスポートを持っているだけでビザ免除の優遇措置を享受できる国は多いですが、あいにくインドは入国にあたってビザが必要です。

選択肢は観光ビザ、e-Visa、VoA(Visa on Arrival)の3つありますが、時間・コストなど総合的にもっともリーズナブルなのは間違いなくe-Visaと言い切っても良いでしょう。

↓のサイトから、個人でも簡単に申請できます。
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

インド入国まで3週間ありますが、直前で慌てないよう、さっさとe-Visa取得は済ませてしまうことにしました。

インドのe-Visaは、入国日に4ヶ月間の幅がある

旅行期間が決まったからといって、あまりに先の話だとビザの申請ができないような国もありますが、インドの現行制度だと、4ヶ月間の余裕があります。

たとえば2018/11/30に申請してビザが下りた場合、4ヶ月後の2019/3/30までに入国すればビザは有効。

その入国日にパスポートにスタンプが押され、60日後の日付がexpiry dateとして記載されます。
すなわち、入国から60日間は有効。

これだけ余裕があるので、インドに関しては旅行が決定した時点でさっさと手続きを済ませてしまうのが吉かなと。

あとでやればいいやと思っていると、出発直前になって「そういえばビザ申請するの忘れてた!」ってなります。だいたい、出発前ってバタバタするから。

大量の質問に答えるのがマスト!


e-Visaはその名の通りelectronicなので、ネット上で決済まですべて完結できます。

質問はすべて英語ですが、インド大好きなバックパッカーの皆さんが事細かに入力方法を解説してくださっているページがたくさんあるので、それを見ながら順々に先に進んでいけば、誰でも自力で取得できるはずです。

僕は↓のサイトを参考にさせていただいて、問題なく決済まで行き着くことができました。
https://5star-traveler.com/india-evisa

ただ、難しくはないんですが、インドのe-Visa取得は、とにかくその設問数の多さに圧倒されます。

名前や生年月日のような基本的な情報から、えっ、そんなことまで答えるの?という質問まで、その数、70個以上!

4年前に初めてインドのビザを取ったときにも、困惑しながら、でも自分で1つずつ調べながら進めていったのを思い出しました。

インドのe-Visa独特?次々に現れる「妙な質問」

突っ込みたくなった質問を、いくつか紹介してみたいと思います。

実際のところ、インドという国の特色がこういうところにも現れていると思うので、なんでこんな質問をするんだろうと考えるのも決して無駄ではないはず!

旅行目的にヨガがある

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申請画面の一番最初。

ビザの種類でeTOURIST VISAを選ぶと、3つの選択肢が現れて、primarily purpose(一番の目的)を選ぶようメッセージが出ます。

ふつうの観光であれば、順当にRECREATION/SIGHT-SEEINGを見ればいいんでしょうけど、さりげなく3つ目にあるのがSHORT TERM YOGA PROGRAMME!

敢えてヨガを別項目として設ける必要があるのか?と、ヨガに興味のない僕は思ってしまったけれど、調べてみると、日本人だけでも2020年には1000万人を超えるという記事もあり、ヨガ目的でインドを旅先として選ぶ人も結構いるんだろうなぁと。

ちなみにインドへの旅行者数は、2017年時点でちょうど1000万人を超えたぐらい。

e-Visaが普及して、ハードルが下がったのも大きな理由なのだと思います。

日本人のインド旅行者数は、ざっと16万人ぐらいってことですね。

インドを訪れる外国人旅行者が増加している。同国政府によると、2017年は前年比15.6%増の1017万7000人となり、初めて1000万人を突破した。観光収入は270億ドル(約2兆9535億円)で、同20.2%増だった。現地紙インディアン・エクスプレスなどが報じた。

外国人旅行者を国別にみると、バングラデシュが19.0%で最も多く、以下、米国が16.9%、英国が10.4%で続いた。日本は1.6%で13位だった。

出典:Sankei Biz「インド、17年の外国人旅行者が初の1000万人突破 さらなる増加期待」
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180202/mcb1802020500002-n1.htm

宗教を聞かれる

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日本人が聞かれて一瞬たじろいでしまう代表的な質問。

無宗教であれば、OTHERSを選んでNA (Not Available) と記入すれば問題ないです。

ちなみに、インドで信仰されている宗教は、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教の6種類と言われています。8割方はヒンドゥー教徒だけど。

ベジタリアンが多いのも、それが理由の1つでしょう。

両親の名前、既婚/未婚を聞かれる

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別に書けと言われれば書くけど、なぜそんな情報が必要なの?とは誰もが思うはず(既婚かどうかは、若干余計なお世話だけど!)

改めて調べてみると、ちゃんと理由はあるようです。

ただまぁ、日本なら戸籍制度もしっかりしているわけで、国籍で少し記入項目を変えるような臨機応変な対応は合ってもいいのかなという気はするけど。

インドには同姓同名が山ほどいます。たとえばシーク教徒はほとんどsinghを姓として名乗っており、ヒンドゥーのあるコミュニティもsinghを姓として名乗っていてかなりの人数です。姓名だけで個人を特定するのが難しいのです。

例えば日本ならば大抵氏名と生年月日で個人を特定します。しかし戸籍がなく、生年月日の記録が曖昧なインドでは生年月日は本人の特定データとして信頼するに足りません。そのため、個人を特定する目的で父親の名前を記入することになります。

また、インドでは家父長といった考え方が未だに強いので、子はいい歳のおっさんに至るまで父親には従わなくてはなりません。ちなみに婚姻後の女は夫に従わなくてはなりません。従って、父の名前又は夫の名前を書く欄があるのです。

出典:Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117748801

パキスタン国籍の親族がいないか確認される

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カシミール地方をめぐる争いとか、世界史の教科書で勉強しましたねぇ。

パキスタンが敵対視されるなら、バングラデシュも敵対視されそうだけど、バングラはどちらかというと親印の傾向がある、とはどこかで見たような覚えがある。

過去10年の渡航国を記載する

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え、全部書くの?

インド渡航を控えた現時点で、これまでの渡航国は45カ国ぐらい。そのすべてが10年以内なんだけど…。

と思いつつ、とりあえず最近行った国から順々に書いていったら、途中で字数が上限に達しました。全部書けなかったけど、いいのかな。

SAARCの国々への渡航履歴はやたら詳しく聞かれる

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これも、なんでこんなことを聞くんだろうという質問。

軽く調べてみましたが、ダイレクトに答えが書かれているサイトには行き着きませんでした。

パキスタンやバングラデシュ、アフガニスタンを書くと、場合によっては難癖を付けられそうな一方で、スリランカやブータン、モルディブはまた違ったセグメントの国々という感じがするので、狙いがよく分かりません。

なお自分の場合は、2018年冬時点で過去3年だとスリランカとネパールが該当しますが、ネパールを申請内容に含めるのを忘れました。。。。(申請は通ったけど)

SAARCについては、以下を参照。

南アジア地域協力連合(SAARC:South Asian Association for Regional Cooperation)は,南アジアにおける比較的緩やかな地域協力の枠組みです。SAARCでは,南アジア諸国民の福祉の増進,経済社会開発及び文化面での協力,協調等の促進等を目的としています。

加盟国は,南西アジアの8か国(インド,パキスタン,バングラデシュ,スリランカ,ネパール,ブータン,モルディブ,アフガニスタン)。

出典:外務省「南アジア地域協力連合(SAARC)」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/saarc/index.html

申請から約20時間でビザを受領

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そんなこんなで大量の質問に答えて、Paypalで支払いまで完了、ビザ発行を待ちました。

費用は25.89USDなので、ちょうど3,000円ぐらい。

思ったより時間が掛かった気がしたものの、特に問題なく、申請したその日のうちにビザ発行完了の旨のメールが送られてきました。

ほぼ真夜中に支払いを終え、メールが届いたのが夜の8時過ぎだったから、約20時間。

冒頭に書いた通り、僕の場合は2018/11/30に申請して即日ビザが下りたので、入国期限は4ヶ月後の2019/3/30。その入国日から60日間はビザが有効となります。

Second entry云々の記述は、長期間バックパッカーで滞在する方にとっては大切かもしれないですが、僕はわずか11日間で帰ってしまうので無関係。

わかりやすい英語で書かれているので、この指示に従っておけば問題ないですね。

申請時の質問には、正直に答える!

自分の場合、申請手続きをしていたときは

  • 海外在住である
  • スリランカへの渡航経験がある

といったところが一般的な日本人とは違うポイントなのでどうかなと思っていたものの、そこで引っ掛かって手続きに時間が掛かるようなこともなく、大した問題ではないことがわかりました。

くれぐれも虚偽申告は×、正直に質問に答えることが重要。

ただ、あまりにも旅行直前に慌ててのビザ申請だと、イレギュラーな回答をして時間が掛かると嫌だな…というような心理が働くはず。

だからこそ、余裕を持って早め早めに完了させておくことを推奨したいと思います。