チェンナイ・セントラル駅からシャタブディ・エクスプレスでマイソールへ

2018年12月24日、クリスマス・イブの朝。

タミルナードゥ州に位置するチェンナイ・セントラル駅から、7時間掛けてカタルーナカ州のマイソールまで移動しました。

シャタブディ・エクスプレス(Shatabdi Express)はインドが誇る急行列車で、インド最速、遅延も少ないと言われます。実際、僕が乗った列車も出発・到着ともにピタリ定刻で、正直なところ驚きました。

この記事ではチェンナイ・セントラル駅の案内と、マイソールまでの乗車記録をお届けします。

チェンナイ・セントラル駅は巨大なターミナル駅

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マハーバリプラムからバスでチェンナイに到着した僕は、リキシャでチェンナイ・セントラル駅まで移動しました。乗車当日、いきなり来て迷って慌てることのないよう、事前にどんな駅かをざっと見ておこうと思いました。

エントランスにはヒンドゥー教の神々が、しかし駅舎はイギリス植民地だったマドラス時代を思い出させるヨーロッパ風の造りです。

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チェンナイ中心部には、エグモア駅など他にも主要駅がいくつかありますが、長距離路線はこのセントラル駅が始発です。ターミナル駅で、この駅が行き止まりとなっています。

この写真は10番ホームですが、確か端から端まで全部で15近くあったはずです。東京駅の東海道新幹線で最も八重洲側に位置するホームが18番線だったと思うので、それに匹敵する規模の大きさの駅ということになります。

ただし各ホームにはアラビア数字でしっかりと番号が表示されており、外国人旅行客でも迷うことはありません。

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“All Women Passenger Facilitation Centre”と書いてありますが、その目の前に女性の姿が一切見当たらず男性ばかりなのは何なんだろう。。

いずれにしても、だいたいどんな駅なのかイメージは付き、多分大丈夫だろうと思えたので、安心して駅を後にしました。

早朝のカオスなチェンナイ・セントラル駅で無事に乗車

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乗車当日は、発車時刻6:00の30分前である5:30頃に駅へ到着。駅から100mの宿だったので、徒歩3分ぐらいです。

早朝なのに、このカオスっぷり。というより、早朝だからこそ混雑しているのかな。

地べたに寝そべって仮眠を取っている人がたくさんいます。

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出発時間が近い列車の一覧が電光掲示板に出ています。これを見てもわかりますが、注意点は、行き先が書いてあるわけではない点ですね。列車番号、列車名称、この辺をしっかり把握していないと慌てそうです。

僕が乗るのは、12007、SHATABDI EXPです。乗車ホームは11番線。

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11番線に止まっている鉄道に”Shatabdi Express”の文字を発見し、この鉄道で間違いないことが確認でき他ので、安心して乗り込めます。

ターミナル駅だと、このへん気が楽です。途中駅で、1つのホームに次々に鉄道が来るような場合だと、間違って乗るリスクがあって、気疲れするので。

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問題はどこから乗るかですが、僕が乗ったこの列車の場合は、この写真のようにアルファベット+数字の組み合わせで号車番号が振られていました。

チケットに「C1」という記載があったので、誰に聞くまでもなく「ここだろう」とアタリを付けて乗り込みましたが、問題ありませんでした。

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車内は左が3列、右が2列で、新幹線と同じような座席配置。このタイプの座席車は「CC」と呼ばれるようです。

ちなみにこの鉄道チケットは、インドを個人旅行する日本人御用達の「シゲタトラベル」に手配してもらいました。1,080Rs+手数料300Rs。

CCより値段の高い1等席もありますが、確か値段は倍ぐらい違ったはず。

本当は代理店を通さず自力で確保したかったのですが、その詳細は別の記事でまとめてありますので宜しければどうぞ。

インドのバス・鉄道の事前予約で大苦戦。結局、カネの力で解決?【鉄道編】

2018.11.27

2回の食事+マイソール名物のお菓子「バク」も!

列車は定刻の6:00きっかりに出発しました。

シュタブディ・エクスプレスは遅延が少ないと聞いてはいたし、ターミナル駅だし、確かに遅れる要素はあまりないけれど、絶対時間通りに出発しないんだろうなと勝手に決め付けていたので、ちょっと驚き。

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改札が回って来てe-ticketを提示してから間もなく、1回目の食事が運ばれてきました。これはカレーですよね。

蓋を開けるときにカレーの液体が飛び散り、横に置いてあったiPadにかかりました。ややテンションダウン。

味は普通でしたが、トロッとしていて、やや辛め。

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食事は一度だけだと思っていましたが、マイソール到着前にも出てきました。

ANAのような航空会社のフライトでも、7時間のフライトで食事が2回出てくることはないと思うので、これまたビックリ(飛行機と違って離陸・着陸の時間的ロスがないのは違いますが)。

これはビリヤニだと思います。普通に美味しい。やや辛め。

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地球の歩き方にコラムが載っている、マイソール名物「バク」と思われるお菓子が付け合わせで出てきました。

一言でいうと、着色された砂糖をそのままかじってるような甘さです。

極端に辛いか、極端に甘いか、アジアは食べ物も飲み物もそういう傾向が強いですね。

2回食事が出てきて乗車券代は1,080Rsなので、実質的には700〜800Rsというところだと思います。7時間乗って1,200円ぐらいということになるので十分格安ですが、インドの人々にとっては、この鉄道に乗れることが一種のステータスのようです。

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全然気が付きませんでしたが、ふと座席上の収納スペースに目をやると、スーツケースだらけになっていました。

あのカオスなチェンナイ・セントラル駅でスーツケースを引いていた人なんていたかな?と思うのですが。

この鉄道はやはり客層が違うようです。

定刻でマイソール駅に到着

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車内ではiPadで映画を見たり、kindleで本を読んだりして、朝4:30起きだったこともあり途中少し寝ましたが、食事が2回あったのも理由なのか、意外とあっという間に時間が過ぎました。

13:00着予定といっても1〜2時間ぐらい遅れるだろう、と思っていたら、マイソール着は定刻の13:00ピッタリ。出発も到着も定刻とは!

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ホームに出ると、スーツケースを持った家族連れがわんさかいました。

郷に入っては郷に従えと言わんばかりにバックパックを背負って旅をしている者としては、すごい違和感があるのですが、これも一種のステータスなのでしょう。インドはこれからますます豊かな人々が増えてくるのだと思います。

マイソール駅の出口は、進行方向の一番奥にあり、列車を降りてからホーム上をかなり歩きました。新幹線の駅のホームで例えれば、3号車から20号車ぐらいまで歩いた感じです。

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マイソールの表記はMysoreだったりMysuruだったりしますが、指しているのは同じです。

駅舎にはMysuruと書かれていました。

この旅で一発目の長距離陸路移動でしたが、無事に、かつ時間通りに移動できてホッとしました。

まとめ

インドが誇る急行列車、シャタブディ・エクスプレスはとても快適でした。

客層も金持ちが多かったと思われ、陽気なインド人に絡まれるようなこともなく、淡々とくつろいでマイソールへの到着を待つ感じでした。

ただし、車内で食べたカレーとビリヤニが何か悪さをしたのか、このあと突然の腹痛で悶え苦しんだのは忘れません。(苦笑)